SABR:Naranjaさんの日記

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今日のベイ−巨人、絶対ベイ負けたし、中里でてくるシチュエーションじゃないし、もういいかとか思って途中で見るの止めてたんですが、、、、
勝ったんですね(笑)
ハーパー、すごいなぁ。一塁手はやっぱこれくらい長打があるかもという期待感が欲しいですよね。内川も右翼手だったらOPS0.83は十分です。

 

BSの中継で、我らが黒ディアさんのグラサン姿がすっぱ抜かれたように思いますが、気のせいでしょうか・・・・・(笑)
あの濃ゆいルックスは客席の中でも目立ちます。
良く似た他人だったらごめんちゃい。本人さんだったら勝ってよかったねおめでとうさんです。

今私、こないだ引っ越して港区民なんですが、潮の香りがしてくるんですね。いわゆる海風? 海風にしては山という山は生駒の方でだいぶ遠いんだけど、平野が相手でも海風って生まれるんだろうか?潮風は父方の実家が海のすぐそばだったので、そのころの記憶が蘇ります。匂いってやっぱりすごい原始的なstimuliだと思います。
ハマスタもそーゆー匂いがしたりする季節はあるんでしょうか。

さて、本題。
だいぶ足を下垂していても痛みなく生活できるようになってきたのと、休み中松葉でどっか行こうかとかいう気分にはさっぱりならないので、SABRなことをしていました。
やほぉのBOXスコアから、去年まであったゴロとかライナーのような情報が抜け落ちてしまったので、1球速報からその情報を補完し、打球種別の割合、打球種別ごとのヒットになる割合(BABIP)、打球方向(左・中・右)なんかを集計しました。
100打席以上の打者とチーム成績が対象です。7/17までのデータを集計してます。


http://spreadsheets.google.com/ccc?key=0AqjHDLCAccindHdrOFBvbVJPNWI0OUxOSmdnV01Fd1E&hl=ja


PA: 打席
1B-3B、HR:単打〜3塁打、本塁打
BB+HBP:四死球
K: 三振
SH: 犠打
SF: 犠飛
GO:ゴロアウト
GIDP:ゴロ併殺打
IGH: 内野ゴロ安打
OGH: 外野ゴロ安打
IFO: 内野フライアウト
OFO: 外野フライアウト
FH: フライヒット
LO: ライナーアウト
LH: ライナーヒット
Lt, Ct, Rt%: 打球方向でそれぞれ左、中、右 (本塁打、犠飛、犠打、失策含む)
G%: ゴロの割合
IF%:内野フライの割合
OF%:外野フライの割合 (本塁打、犠飛ふくむ)
L%:ライナーの割合
G-BABIP:ゴロのうち、ヒットになる割合
OF-BABIP:外野フライ(本塁打除く、犠飛含む)のうち、ヒットになる割合
L-BABIP:ライナーのうち、ヒットになる割合
※なお、本塁打はすべてフライにカウント (ライナーにはカウントしない)

一部一級速報データに抜け落ちなどがあったり、元のHTMLファイルのバグを完全にカバーできていないので、データは100%正しくはありませんが、チームデータでおおまかに合ってたので公表します。

まず、全体から。
G-BABIPは26%、OF-BABIPは36%と去年とあまり変わりません。若干高いのは、もしかしたらボールの関係かもしれません。大事なのは「転がせ転がせ」はヒットにならない、打ち上げたとか言っていても、外野へのフライはよりヒットになる確率が高いということです。
また、今年は各チーム、異常値を出しているということもなく、フェアグラウンドに飛んだ打球がヒットになる確率=BABIPは、全体的に今年は現段階では均質です。
ここは少しほっとするところ。去年のベイのG-BABIPの低さは異常でしたから。

G%、IF%、OF%、L%はゴロ・内野フライ・外野フライ・ライナーの各打球の割合を示します。ここで目立つのは、ライオンズロッテの、ゴロの低さと外野フライの高さ。これはより高いチーム打率・高いチーム長打を生むんじゃないかと推測します。

次に選手別をみてみます。

さて、やはり気になるのは4割バッターだった松本哲也。本塁打がでない打者なので、運が良かった&打席数が少なかった分のゆらぎ、というのは当たりまえといえば、当たり前なのですが、実際どこまで運がよかったか!?

松本のG-BABIPは36%、OF-BABIPにいたっては60%。おそろしいヒットの確率です。
ちなみにOF-BABIPが60%を超える打者は、オリックス荒金久雄西武上本達之の二人だけです。3人に共通するのは「打席数が少ない」ということ。打席を重ねることで平均に近づくでしょうきっと。

さて、次はセリーグ#1ショート(とかいう)、坂本勇人。今年も3割、HRも20に近づこうかという好調ぶりですが、G-BABIPは32%、OF-BABIPは34%。そこまで異常な感じはしません。感じがしないからこそ、「今の成績は運ではなく、今シーズンこれからも安定してこれくらいの成績がみこめる」と考えることができます。
ちなみに長野久義はG-BABIP28%、OF-BABIP35%なのでこれも正常範囲。阿部慎之助も正常範囲、ラミレスは若干不運、小笠原道大は外野フライは幸運、などなので、今年はそこまで運に助けられている感じもなく、巨人打線は安定して得点するように思います。

次にベイ。
やはり気になるのはベイのショート、リードオフマンとして不動の座という感じの石川雄洋。G-BABIPが31%、OF-BABIPは47%。G-BABIPは左打者&俊足を考えればこれくらいかもしれないが、それでもHRなく3割を出せているのは、運のおかげと言っても過言ではないかもしれない。ちなみに石川のゴロ率は68%。ゴロキング。まぁ、盗塁もできているし、今日はめずらしく四球選んで(というかクルンの自滅?)、逆転に貢献したし。仁志サンのあとの7番背負ってもらっても許せます。

まぁ、今の石川の運のよさにかけたほうが、馬鹿みたいに犠打して相手にアウトやって、得点期待値を下げるよりは賢いとは思いますね。ぶっちゃけ。
監督さん、あんたに言ってんだよあんたに。
どうせベイのピッチャーが2点以内に抑えるなんてそうないんだからねぇぇぇぇ!!

毒抜き終わり。
つぎ、下園辰哉。打席は250あるのでそれなりに信ぴょう性はあると思います。
G-BABIP33%、OF-BABIP30%、なのでそこまで運がいいとはおもいません。何よりかれは突出して四球を選んでくれるので、ベイに足りないワンピースの選手であったことは疑いようがない。センターさせるなら非力も許せる範囲だし。

さて、ここまで計算外なのが村田修一。でもその彼のG-BABIPは26%、OF-BABIPは35%、なので、少なくとも不運なので今の成績に甘んじている、という見方はできない。本塁打が少なくなって、それでおそらくはフェンス直撃の打球も減ってOF-BABIPも減って、あとは三振して、今の低打率なんだろうなと思います。
これが「ポイント」とかの違い、などならばそのうち改善もあるのかもしれないが、体重減や、体によるものならば、まったく改善は見込めないようにも思います。今のベイは4番以降の出塁がちぐはぐで低得点に甘んじている、と思いますので、ここにメスを入れたいところ。「出塁が高いものを上位打順に並べる」ことで得点力を増すことができる、と思います。下園石川1・2番で、3番ハーパー、4番スレッジ、5番にうっちーというのはありだと思うのですが。

さて、選手別にコメントするのも飽きてきたので、ランキングをとってみましょう。
打った打球で、ゴロが多い/少ないランキング。かっこ内はG-BABIPです。

1位 横浜 石川雄洋 68.85% (31.84%)
2位 横浜 早川大輔 68.75% (18・18%)
3位 横浜 藤田一也 67.01% (32.31%)

1位 西武 中村剛也 24.46% (32.35%)
2位 ソフトバンク 小久保裕紀 27.47% (24%)
3位 ロッテ 福浦和也 31.3% (26.83%)

次に外野フライが多い/少ないランキング。
1位 巨人 坂本勇人 52.01% (34.06%)
2位 ソフトバンク 小久保裕紀 51.65% (32.14%)
3位 西武 細川りょう 49.67% (27.54%)

1位 横浜 早川大輔 17.19% (30%)
2位 横浜 藤田一也 18.56% (55.56%)
3位 横浜 石川雄洋 20.38% (47.17%)

うーん、意図せずしてベイ選手ばっかり・・・・
もしかして、「転がせ転がせ」教に入信させてないですかねぇ。すっごい気になる。
ベイに大事なのはまず出塁・次に長打なので、ゴロはいずれにも反しますから・・・・

次にBABIPでのランキング。
まずG-BABIPから。
1位 広島 赤松真人 39.47%
2位 ヤクルト 青木宣親 36.88%
3位 西武 片岡易之 36.59%

OF-BABIPのランキングは打席数が少ない3人なのでやめときます。

最後にぼそっと。亀井とかガイエルとか、運が悪いだけの気がします。お払いに行って下さい。

 

次は投手ですね!

あぁはやく東野のデータがみたいみたいみたいみたい~あぁついでにマエケンのも(爆)

東野は巨人の、いやセリーグのダルビッシュなんだからね!

 

あ、復活した中日のエースの中田賢一のも(再爆)


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ベイのことではない。断じて。
なんか、セがつまらんですよ。ねぇ。
 
やられた、のはセイバーなこと。
今年からBoxスコアが、
「左ゴ安」とかから、「左安」とかに変わっちゃってるんです!

てことは、、、、、
打球種別情報がBoxスコアから入手できない!
 
一級速報から引っ張り出すことは可能なんですけどね。
今年も全データを集められるかどうか不安だし。
 
松本のBABIPがどないなってんねんと思って調べようとして気付きました。
ちょっとできすぎですよねぇ。
最終的には落ち着くところに落ち着くとは思うのですが。
ひょっとして落ち着かないんだったらそれはそれで野球の進化に対する挑戦状ですね。
 
巨人二軍はなんだかさっぱりですね。特に野手。
また見に行きたくなってきました。
GWのシーレ戦が一石二鳥で狙い目ですね。
大田泰示も中井大介もどうしちゃったんでしょうかね。新たな課題に挑戦中?
投手は投手で左腕あんまり投げてないし・・・・
竹嶋が肘靭帯再建でしたよね。古川祐樹がぎっくり腰。
宮本武文は何してるんですかね?
尾藤竜一が投げてるくらいが救いか。
 
上野はどこいったという突っ込みはなしでお願いします。
 
今年の新人は覚えれてないまだ。。。
 
ベイに早く高森勇気を上げて欲しいんですけどね〜。
 
昨日同志社-関大を見に行きました。それが今年の初野球観戦。
京セラベイ戦行けるかなぁ。
 
そうそう。ベイ、シコースキー、要るって言ったでしょ?
 
とりとめもなくおしまい。

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サントリー、いったいどうしちゃったんでしょうかね〜ラグビー。

あんだけしょーもないミスを重ねればドローになるよね〜

でもそれ以外もなんか体が試合慣れしてないというか緊張感がないというか、ポロポロ穴ができるし、得意のブレイクダウンでは実は負けてるし、運動量足りてないし、なんだかなぁという感じ。

どうもきなくさい。メンタルに大きな影響を与える何か、があったような感じ。

なんか大きな変化があるような気がする。

 

さて、野球話にもどして。久しぶりにセイバーで行きます。

 

守備プレーを得点化するという試みを続けてきましたが、「打球が飛んだ時のプレー」の得点化についてはすでに終えています。あとは打球が飛んでいない時のプレーにより、アウトが生じたor走者が動き、得点期待値に変化が生じた場合です。以下のものが挙げられます。

・ピッチャーのけん制球による走者タッチアウト

・キャッチャーのけん制球・・・

・ピッチャーのワイルドピッチにより走者が進塁したor振り逃げられた

・キャッチャーのパスボールにより・・・・

・ピッチャーのボークにより走者が進塁した

・盗塁を許したor刺した

・盗塁を刺そうとした時にキャッチャーor野手のエラーで、さらに走者が進塁した

です。

これらのプレーは基本的には打席の途中で生じる走者状況の変化、と捉えることができます。基本的には、と書いたのは、打席の最後が三振という結果で終わり、その際に暴投・盗塁・盗塁刺(三振ゲッツー)が起こった場合もあるからです。

そして、これらのプレーはタッチアウトを取ったりエラーする野手を無視すれば、ピッチャーとキャッチャーが責任を負い、利得を獲るべきプレーと考えられます。

 

今回はこのような、「バッテリープレーによる守備得点価値」をやほぉの一球速報・テキスト速報からの走者・アウトカウント状況・得点の変化から算出しました。

盗塁+捕手失策などは、最初の進塁を盗塁に帰し、次の進塁を失策に帰すことで、盗塁と失策それぞれのプレーの失点価値を算出。

ダブルスティール阻止は、単に盗塁刺として算出。

ダブルスティール成功はシングルスティール成功の場合と別に算出。

WP/BK/PBは、起こる前の走者状況or起こった後の走者状況を推定し、算出。

 

1)キャッチャーの失策 : N=37、RV=0.186

2)キャッチャーのパスボール : N=64, RV=0.337

3)シングルスティール : N=879,RV=0.182

4)ダブルスティール : N=21,RV=0.433

5)盗塁刺 : N=249、RV=-0.432

6)ワイルドピッチ : N=373、RV=0.324

7)ボーク : N=45,RV=0.258

(N=拾ったイベント数、RV=失点価値、正が失点、負が失点阻止)

 

となりました。

許したボーク数・ワイルドピッチ数・パスボール数はNPBから拾えます。

盗塁刺については、BRBから拾えます。

許した盗塁の数ですが、BRBに公開されている値、いいかえれば守備記録としての許盗塁数は、ダブルスティールもシングルスティールも1とカウントしてしまい、あるチームがどれだけシングルスティールを許し、どれだけダブルスティールを許したか、は知ることは困難です。

しかし、やほぉのボックススコアから、ブルスティールを1ではなく、2でカウントした値での、「許した盗塁の数」、を算出できることは過去に示したとおりです。

今回のデータから、盗塁一つの価値は

 (0.182 *879 + 0.433 * 21 * 2)  / (879 + 21 * 2) = 0.184

となりますので、これを「許した盗塁の数」にかけてやることで、バッテリープレーによる、チームの失点・失点阻止を算出することが可能となります。

 

 


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ボックススコアの打撃成績に「盗塁」があることに昨日気づいて、これをもとに「許盗塁」の数を出しました。
守備記録の盗塁はダブルスチールも1許盗塁となりますが、打撃記録では2盗塁となります。今回出すデータも、打撃記録の裏返しのデータなので、ダブルスチールが2許盗塁として示されます。
私が持ってるデータで唯一数が正確なのがボックススコアから出したデータになるので、この数は正確です。
一応、打撃記録の盗塁数と一致したことを確認してます。
 
ロッテ    75
中日    60
横浜    132
ヤクルト    59
阪神    94
西武    83
ソフトバンク    118
広島    73
日本ハム    82
巨人    75
オリックス    115
楽天    92
 
ちなみに盗塁はリンゼイパルマーの手法を用いると0.2弱の得点価値なので、ベイは26点くらい失点を許してますね。
 
あとは盗塁刺も正確な数をゲットしたいところ。
これがねぇ。なかなか。
 
捕手の補殺って、盗塁刺+犠打処理に伴うもの+ゴロ+ゴロ併殺打+けん制 じゃないんですかね?
あと何含みますかね?
 
リーグ全体の
捕手補殺:1044
捕犠打:222
捕ゴ:94
捕併打:13
盗塁刺:487
 
捕手けん制で200もありますかね???
なんか忘れてるような気がする。
ていうかなんか間違えてる気がする。
 
最悪、一球速報からのチーム別の盗塁:盗塁刺の比率から、おそらくはこの程度の盗塁刺だろうという推定を行うことは可能なんですが。
 
 

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最後、このシートのPitcher1と2の説明です。

投手による失点を得点化します。まぁ、野手の守備指標がお題なので、おまけといえばおまけなのですが、一応。

 

DIPSの考えに従い、投手の責任はまず三振・四死球・本塁打、としています。
これに加え、外野に飛んでしまったライナーは99%ヒットになってしまうため、これを野手の失点とするには忍びなく、前に綺麗にはじき返された投手が悪い、ということで投手の責任にしています。
それに対する、という訳でもないですが、内野フライアウトは完全に詰まらせた打球、ということで、投手の利得、としています。
Pitcher1のシートは左から外野ライナー(OL; Outfield Liner-balls)、内野フライアウト(IFO; Infield Fly Outs)、四死球(BB+HBP; Base on Balls + Hit By Pitch)、三振(K)、本塁打(HR)の各イベント数、リーグ平均からの、それぞれの期待イベント数、失点価値、それぞれの平均から比べたときの失点阻止の+/-、とならんでいます。

リーグ平均からの予想されるイベント数ですが、外野ライナーと内野フライはBIP中の比率を平均値とし、四死球・三振・本塁打については、投球回中の比率を平均値としました。

BIP = Balls in Play
BIP = G + F + L + IDE + ODE + Fc
XOL = eXpected Outfielder Liner-balls
XOL = BIPteam×(OLsum / BIPsum)
XIFO = eXpected Infielder Fly Outs
XIFO = BIPteam×(IFOsum / BIPsum)
XBB+HBP = eXpected BB+HBP
XBB+HBP = IPOteam×(BB+HBPsum / IPOsum)
XK = eXpected K
XK = IPOteam×(Ksum / IPOsum)
XHR = eXpected HR
XHR = IPOteam×(HRsum / IPOsum)


本塁打についてはパークファクターを考慮しないといけない、という考えもあるでしょうが、それをするとなると、おそらく外野フライについても同様にパークファクターを考慮しないといけなりますし、そこの理論はまだないし。
パークファクターを使って標準化するよりは、とりあえずその球場とそのボールで、投手のせいでどれだけ失点したか、という事実を図るには標準化しない方が分かりやすいし、方針も立てやすいだろう、と考え、標準化はしないことにしています。

投手責任にできる失点阻止と、平均チームが同じイニングを投げ、同じBIPを与えた場合の失点阻止の合計は、それぞれのイベント数を失点価値に掛け合せ、算出されます。それぞれsumとXsumに示しています。

sum = -0.5×OL + 0.28×IFO -0.3×(BB+HBP) + 0.26×K - 1.39×HR
Xsum = -0.5×XOL + 0.28×XIFO -0.3×(XBB+HBP) + 0.26×XK - 1.39×XHR


sum-Xsumで算出される、平均と比べてどれだけ失点を阻止したか許したかを+/−に示します。

全体では、投手が原因での失点は1155点。
各チームを平均と比べたとき、ベイはここでも50点余計に失点を許していることが分かります。その原因は被本塁打の多さ。外野ライナーや内野フライアウトはむしろ平均より大目であり、三振と四球は平均より若干少なめですが、50点のマイナスというハンデの原因のほとんどは、本塁打だが原因ということが、それぞれのイベントでの+/−を見ることで分かります。これを手っ取り早く改善するのはボールを変えるというのも一つでしょうし、尾花マジックにも期待したいところです。
巨人中日阪神といったセリーグ強豪チームさんは、投手により40点〜70点近く、平均より失点を阻止しています。巨人は5項目のどれも平均より上で、本拠地のHRのPFを考えれば非常に立派な結果です。中日も、三振こそ並ですが、それ以外の項目ではどれも平均より上。阪神は四死球・内野フライアウトは平均より下のようですが、三振と本塁打が平均より上で40点近い失点阻止。本塁打については一応今年から甲子園のパークファクターは正常化しているようなので、投手の実力なのでしょう。
地味に(失礼)広島も30点の失点阻止。四死球が非常に少ないのが幸いしているようです。
ヤクルトは・・・ベイより下。ニヤニヤ。ただここはベイとは全然違い、5項目全てが平均以下。三振取れていないですねぇ。
ベイの課題は被本塁打と四死球ですね。DIPSで見たときも同じ結論だったけど。

パリーグホークスは投手のチームですね。49点の失点阻止。奪三振の多さと被ライナーの少なさでどうどうのパリーグトップです。その次はロッテの15点失点阻止。あとはみんなマイナスで、楽天が9点、ハムが35点、西部が50点、檻が51点、平均より余計に失点しています。
ある意味ホークスは分かりやすいチーム。守備は投手に依存し、野手は守備はまぁ適当でいいから打つんだ、というスタンス。

 


この5項目だけでもなんなので、というか投手が三振取るか、内野フライに討ち取るか、だけでは投手の立場ではちょっとしんどいというか、「ゴロを打たせる」ということにたいするインセンティブも与えようというのがPitcher2のシート。


全ゴロ(G;Grounder balls)の、BIP中のゴロの比率から算出される期待ゴロ数に、全ゴロ(ゴロ併殺打含む)の失点阻止価値0.1を掛け、野手陣が平均的な守備力であった場合においてゴロを打たせることによって、平均よりどれくらい失点を阻止しうるであろう、というのも算出しています。
これを見ると、ロッテはゴロ以外の打球を打たれすぎのようで。外野フライを打たれすぎなのかもしれません。で、あの崩壊したザル外野手陣が守っているとなると・・・・あわわわわ。そりゃめちゃめちゃ失点します。
ベイもゴロはよく打たせている方なんだろうけど、でも内野がザル気味だからなぁ。

Pitcher1と2の+/−を足し合わせたのが、summaryのシートのP-RSAA(Pitching Runs Saved Above Average)に、またPitcher1のsumを、P-RSに示しています。
RSAAの内野守備(I)、外野守備(O)、投手それぞれの標準偏差を算出すると、投手(50.02)>外野(26.77)>内野(22)の順になります。つまり失点において一番差がでかいのが投手で、野手守備は半分程度の差であると考えられます。外野はロッテの-65点が大きく外れているので、これを除けば標準偏差は17.81で内野守備よりも小さくなりますが。
とりあえず失点を下げたければ、まずは投手を整備する、というのは野球を見ている感覚としても一致します。今回のようにそれぞれの要因を点数で表現すれば、どこを改善するべきか、何が足りないのか、分かりやすいですね。ベイは四球とHR。これだけ。三振と違い、まだなんとか改善できそうな気もします。
内野の守備で差がでにくいのは、打撃を無視してもそこそこ守備がまともなのを内野に配置しているというのがあるだろうと思います。個人的にはね、アルフォンゾみたいのを一年内野に固定したらどうなるか、とかね、実験して欲しかったんですけど(笑)。それくらいしても巨人さんは外野と投手で大きくプラスなんだからいいじゃんみたいな。
外野守備については今年ロッテが実験してくれたんでしょうね。で65点の余計な失点。これ、決して馬鹿にはできないですし、結果は悪いほうに出ているので申し訳ないのですが、野手守備の重要性というのを明るみにしてくれた、という意味では非常に価値ある結果・データであると思います。
カープも、レフトにお笑いが配置されていたような気もしますが、赤松が頑張ると大きくプラスになったということなのか?
ここら辺はポジション別の解剖をしないと分かりません。

 

最後に、最近失策を研究して、
・外野手のPlaying Errorは、全て外野に打球が飛んだ時に生じている
・捕手のPlaying Errorのほとんどは打球が飛んだ時以外、すなわち打席途中の悪送球で生じている
・投手のPlaying Errorは打席途中のけん制悪送球と打球が飛んだ時がだいたい半々
・3-6の内野手のPlaying Errorのほとんどは打球が飛んだ時に起こっている(多くが内野への打球、一部外野)
という傾向があることが分かりました。


これからIPEは、捕手のものと捕手以外に分け、捕手のPlaying Errorの価値を、打席途中の走者の移動という、盗塁・ボーク・暴投・捕逸などと同じスケールで評価しなければならないだろうと考えました。
また捕手以外の内野手のPlaying Errorが打球に伴うものなので、外野手のPlaying Errorと同様に得点価値が算出できますので、飛んだ打球で標準化したほうがbetterであるという結論に至りました。
そこら辺を修正し、可能な限り失策の影響を排除した得点価値表を用いて作成した、新しい守備得点表Rev2をupしておきます。ぶっちゃけ、あんまり変わりません。

 

http://spreadsheets.google.com/pub?key=tvxREJX_lbceDpUR85ilkJA&output=html

 

捕手以外のIPEの得点価値:0.440
OPEの得点価値:0.550
となり、
IDE: 内野ゴロ(IGO + IGH)で標準化
捕手以外のIPE: 外野への打球+内野ゴロ(OG + OF + OL + IGO + IGH)で標準化
OPE: 外野への打球(OG + OF + OL)で標準化
しています。


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これのOutfielder4のシートの説明です。
外野手2で、RSAA/RSの説明まで突っ走ってしまい、Outfielder3のエラーによる数字を飛ばしていました。
ボックススコアに失策として記録されるDirect Error (ODE; Outfielder Direct Error)と、ボックススコアに現れない、ヒットなどに伴う送球エラーなどのPlaying Error(OPE; Outfielder Playing Error)を得点化します。

ボックススコアに現われる失策(ODE; Outfielder Direct Error)
ボックススコアに「左失」などと記録される失策です。勝手な想像ですが、フライの落球など、非常に単純な失策が含まれている、と考えます(ヒット+失策などはヒットがボックススコアに記録されるため)。
よって、ODEは外野フライに比例して生じると考え、リーグ平均から考えた期待失策数は、外野フライ数をもとに算出します。すなわち、

XODE = eXpected Outfielder Direct Error
OF = Outfield Fly-balls
XODE = OFteam×(ODEsum / OFsum)


とします。

ボックススコアに現われない失策(OPE; Outfielder Playing Error)

ヒットの後にボールをファンブルしたり、その後の送球が悪かったり、ごく稀に犠飛の後の送球が悪かったり、で記録される失策です。外野に飛んだヒットに比例して生じると考えます。

XOPE = eXpected Outfielder Playing Error
OH = Outfield Hits
OH = OGH1-4 + OLH1-3 + OFH1-3
XOPE = OHteam×(OPEsum / OHsum)


ODEは0.89点の失点価値、OPEは0.54点の失点価値があるとしているので、失策による総失点阻止点は

sum = −0.89×ODE −0.54×OPE
Xsum = −0.89×XODE −0.54×XOPE


sum−Xsumから算出される、平均から比べどれだけ失点を阻止したか許したかを+/−で示しています。

外野の失策はイベント数がそれほど多くないのもあり、各チーム間で大した差はありません。一番失点を阻止しているのが檻で4.45点、一番失点を許しているのが広島で3.45点、この2チームで比べても8点以下の差。ちなみに檻と広島はフライ処理で40点近い差があり、広島がたくさん失点を阻止していることを考えれば、外野守備としてどちらが理想なのか、トータルで見ると、少ない失策より広い守備範囲がbetterであることを示唆しています。

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これのOutfielder2と3の説明です。

外野ゴロ(OG; Outfield Grounder-balls)
外野へ抜けたゴロはまずヒットになるものです。よって、これを全て外野の失点として扱うことはできません。内野手1のところでゴロは全て内野手の責任としており、内野を抜けてしまったゴロについては、外野へ抜けたゴロの平均的失点価値0.47を掛け合わせ、内野手の失点として計上しています。そのため、外野手から見たとき、例えば外野ゴロが100あったら平均47点の失点が期待されている中で、もしそれらを全て単打(0.45点)に留めて計45点の失点に抑えた場合、外野手にはその差分2点の失点阻止をしたことになります。逆にそれらを全て二塁打(0.79点)にしてしまったら79点の失点となり、32点余計に失点させたことになります。
このように外野ゴロについては、すでに内野手レベルで計上した平均的失点価値から比べて、失点を阻止したか許したか、が外野手の評価となるようにしました。つまり外野手には「長打を防ぐ」というインセンティブを持たせています。
Outfield2の表は、左から外野ゴロ(OG; all Outfield Grounder-balls)、外野ゴロアウト(OGO; Outfield Grounder Out)、外野ゴロ1−3塁打(OGH1-3; Outfield Grounder Hit 1-3B)のそれぞれのイベント数、失点(阻止)価値(OG=0.47, OGO=0.23, OGH1=-0.45, OGH2=-0.79, OGH3=-1.14, OGH4=-1.39)、イベント数×失点阻止価値で算出される失点阻止点、を載せています。OGが正の値を取り、そこからOGHによる失点が引かれていく構造になっていることに注意してください。
sumはOG+OGO+OGH1-3で算出される、「外野ゴロがもたらす平均失点値に比べ、失点を阻止したか許したか」が示されています。事実上の+/−です。

外野ゴロではあんまり大きな差はありません。一番悪くてベイの−3点、良くてヤクルトの2.95点。大して差がつかない所なのでしょう。

外野ライナー(Outfield Liner balls)
これも外野に飛んでくればまずヒットになる性質の打球です。よって、これも外野の失点として扱うのは酷です。ライナーのアウトはほぼ内野でしか奪えない性質のものですが、では外野に飛んできたライナーを、ゴロと同様に内野の責任としていいかと言われると、ライナー打球のどれくらいが内野手が処理可能な高さに飛んでいるのか不明なので、内野手の責任とすることには消極的です。
となると残るは投手の責任とする道です。ライナーがしっかり前に弾き返された打球であることを考えると、投手の責任としても大きな矛盾はないと考えます。ライナー全打球ではなく、外野のライナーだけに限定するのが弱いところですが。
外野ゴロの時と同様に、外野にライナーが飛んだ時の平均失点を求めます。外野ライナーアウト(OLO; Outfield Liner Out)の失点阻止価値は0.31、外野ライナーヒット1〜3塁打(OLH1-3; Outfield Liner Hit 1-3B)の失点価値は0.43、0.83、1.14なので、全チームのOLO・OLH1-3のイベント数にこれらの係数を掛け合せ、外野ライナー数で割ります。

(OLO×0.31 + OLH1×0.43 + OLH2×0.83 + OLH3×1.14) / (OLO+OLH1+OLH2+OLH3)
= (28×0.31 + 2369×0.43 + 509×0.83 + 37×1.14) / (28+2369+509+37)
=0.50

つまり、外野にライナーが飛んだ時点で、平均0.50点の失点が見込まれることになります。チームが打たれた外野ライナー数にこの係数をかけた値を投手の失点に計上するとともに、外野手はその平均失点に比べ、長打を最少に留めることで実際の失点を小さくできれば失点阻止として評価されることになります。
例えば100本外野ライナーを打たれれば50点が投手の失点として計上され、それを全て単打に留めれば43点の失点なので、外野手はその差分7点分を失点を阻止したとして評価されますが、それを全て二塁打にしてしまえば83点の失点なので、33点が余計な失点として外野手の評価になることになります。
外野ゴロと同様に、ここでも「長打を防ぐ」というのをインセンティブとしています。

Infield3のシートは、左から全ての外野ライナー数(OL; all Outfield Liner-balls. OLO+OLH1+OLH2+OLH3)、OLO、OLH1-3のそれぞれのイベント数、それぞれの失点(阻止)価値、イベント数×失点価値で算出されるそれぞれの失点が順に並んでいます。
外野ゴロの場合と同様に、OLに正の値を持たせており、そこからOLH1-3により失点が引かれていくことに注意してください。
sumはOL+OLO+OLH1-3で算出される、「外野ライナーがもたらす平均失点値に比べ、失点を阻止したか許したか」が示されています。事実上の+/−です。

ゴロに比べ若干標準偏差は大きくなりますが、それでも最大で8点の失点阻止(カープ)、最低で−6点の失点(西武)になっています。
巨人も平均より4点防いでることになりますが、これは高いライナーアウト奪取がもたらしています。三塁打がないのは立派ですが、二塁打を許しているのは並。カープは二塁打が非常に少ないのが理由で8点阻止になっているように思います。中日・ヤクルト・阪神はほぼ平均並。ベイ・・・ちょっと二塁打許しすぎちゃいますか?
パリーグロッテホークス・ハム・檻はまぁ平均並か。楽天と西武が二塁打許しすぎで大きくマイナスですね。

まぁ、この二つでは思ったより大きな差はつきませんね。フライでの失点を最小限に抑えることが最大の外野手の仕事といっていい。

あとはArmで算出される失点阻止を加算するくらいかなぁと思ってるのですが、そのデータはまだないので、ここらで外野手の失点を合計しておいたのが、summaryのシートの、外野手失点阻止(O-RS; Outfield Runs Saved)と、各チームが受けた外野へのフライ・ゴロ・ライナー同じ打球数を平均チームが処理した時と比べての外野手失点阻止(O-RSAA; Outfield Runs Saved Above Average)になります。
O-RSについては、外野へのフライがすでに失点に大きく偏る打球なので、どのチームもマイナスを示しているのは仕方がない。どれだけ失点を最少に留めるか、が外野守備の仕事と考えられ、O-RSAAは、平均から見てどうなのか、を示してくれます。
セリーグ、ヤクルト・中日・カープ・巨人と10点以上平均より失点を阻止しているなか、ベイの3点の余計な失点は決して褒められたものではないのですが、まぁけちょんけちょんに言わなければいけないほど悪くはないですね。下には阪神という下がいるし。ベイ外野陣は打力を追及すべきでしょうね。
パリーグではここでもハムが鉄壁を見せ付けており、ロッテは何度も言ってますが外野はザルです。この2チームを比べれば、外野守備だけで85点以上差があるわけで。
あとは西武が並なくらいで、楽天・ホークス・檻と、平均以下が目立ちますね。


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外野手・外野フライ(OF; Outfielder Fly ball)

 

これOutfielder1のシートの説明です。
内野手は「ゴロを処理するのが仕事」というスタンスでした。外野手は「外野に飛んだフライを処理するのが仕事」というスタンスで評価します。
左から、外野フライアウト(OFO; Outfielder Fly-ball Out)、外野フライ単打〜三塁打(OFH1; Outfielder Fly-ball Hit 1-3)で、それぞれのイベント数・失点阻止価値・イベント数×失点阻止価値で算出される失点阻止点、が並んでいます。sumは失点阻止点の合計です。失点阻止価値については、得点期待値表の値を使用しています。OFOには犠飛も含むことに注意してください。
Team=sumには全チームの合計イベント数が並んでおり、Team=sumのsumは、外野フライでの失点の合計値が示されており、全体では907点失点していることになります。マクロでは外野にフライが飛んだ時点で失点するということを示唆しています。ここで、この907失点という値を、全外野フライのイベント数、すなわち9472+3023+1969+225で割ると、外野にフライが飛んだときの、平均的な失点期待値、が求められます。

907÷(9472 + 3023 + 1969 + 225) = 0.062

外野へのフライは平均して0.062点の失点価値があることになります
この係数を各チームの外野フライイベント数(OFO〜OFH3の合計数)にかけることで、「あるチームの外野に飛んできたフライを平均的チームが処理した場合に期待される失点」が求められます。それがXsumに示されており、実際のチーム失点sumとの差が+/−に示されています。プラスであれば平均よりも外野フライでアウトをとっているor長打を許していないということで、失点阻止をしていると解釈されます。

カープ、内野はあんなんでしたが外野はすごい良いみたいですね。25点失点阻止してます。赤松恐るべし。
中日も高くて24点の失点阻止。藤井センターちゅうのは打撃と合わせて考えるとセリーグNo.1じゃあなかろうかとか一瞬思ったけど青木がいますねぇ。レベル高いセンターです。そのヤクルトも高くて22点の失点阻止。青木いいなぁ。ほんといい野手です。まぁ福地とかも守備良くて高い失点阻止なんだと推測しますが。巨人ラミレスに足を引っ張られたりで10点程度か。。
で、こうセリーグをみてくると、ベイ!!いくら平均より上とはいえ、セリーグのなかではダントツに悪い・・・・orz

あ、下には下がいた。阪神(ニヤニヤ)。

金本が足を引っ張っているのと、赤星は決していい守備ではないんですよね実は。足が速いだけで、なんか赤星がフライを取ったら「そこは快足赤星の守備範囲」とか訳わからん解説あるからみんな騙されてるだけで。

まぁベイファン的には、阪神はこのままの外野であってくれたほうが穴があってありがたいのでね。ほっとこう(爆)開幕戦は番長をぶつけて3タテしてやるんだからネ!


つぎパリーグ
あえてドベのロッテに最初に触れましょう。OF-BABIPでみてもダントツに悪かったので仕方ないんでしょうけど、外野フライ処理だけで平均より65点のビハインドは相当痛いんじゃないでしょうか。なぜこうなっているのか?シングルヒットはまぁちょっと悪いくらいで収まってますが、長打を許してしまっているのがダントツに多い。これはかなり痛い。ラミレスくらい打てないと、打撃でカバーできるとは思えないなぁ。
一方のハム、外野守備も鉄板のようで、ここでも19点の失点阻止。西武楽天が平均並み。栗山センターでいいじゃん的な。ホークスはここでも平均以下の6点失点。まぁセンター長谷川ちゅうのはきっとお笑いなんだろうと。まぁ6点くらいなら多分長谷川の打力を考えればトータルでプラスだと思うけど。檻が平均以下の14点失点。ベイ以下(ニヤニヤ)。坂口はホントにGGに値する外野手だったんでしょうか?

 

球団の色、この球団にはこの色、っていうのが知りたい。教えてください。

 

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内野手編、最後です。

これの表のInfielder3のシートの説明です。

内野手・標準化できないプレー
内野手の最後は、標準化するのが望ましくない、または適切な平均値が存在しないと思われるプレーを得点化し、ボーナス得点として内野手の守備失点阻止に加算します。Infield1と2は平均からの+/−を見ていたため、Team=sumの+/−はゼロになっていましたが、この標準化できないプレーでの守備失点阻止ではボーナス得点であり、Team=sumもゼロにはならなくなっています。

内野ライナー安打(ILH; Infield Liner Hit)
本来なら、「内野手が許したライナー性内野安打」として0.39点の失点として内野失点に加えないといけないのかもしれないのですが、そうはしておらず、むしろ0.11点の失点阻止として加点しています。内野ライナー安打は0.39点の失点ですが、外野にライナーが飛べばそのほとんどがヒットになり、長打にもつながるため、0.50点の失点価値があることが分かっています。仮にアウトに出来なくてもいいから、触れるなら内野でライナー打球を処理しておくことで、外野ライナーと内野ライナー安打の得点価値の差である、0.11点の失点を阻止していると考えられます。
もし内野手が積極的にライナー打球に飛びつき、結果内野安打となってしまったとき、0.39点の失点と評価するとしたら、内野手はアウトに出来なさそうなライナー打球はスルーするでしょう。スルーされ外野ライナーとなったら0.50点の失点につながり、チームとしては大きな損失であるにも関わらず、打球をスルーしたほうが結果的に評価が高くなるような基準はよくありません。結果的に内野ライナー安打になったとしても、積極的に触りにいくインセンティブを評価基準に持たせなければならず、そのため安打であるにも関わらず、0.11点の失点阻止という価値を持たせています。
内野ライナー安打は全体でも20くらいしかない、非常に稀なイベントであり、平均値を出すことに意義を感じないこと、また同様の理由で内野ライナーアウトや全ライナーとの比を出すのも相応しくないこと、が理由で、標準化はしないことにしました。

内野フライ安打(IFH; Infield Fly Hit)
これも本来なら「内野が許したフライ安打」として、0.38点の失点を計上しないといけないのですが、ILOと同じ理由で、外野フライ単打0.44点との差0.06を失点阻止として評価しています。
内野フライ安打は、おそらくは内野と外野の間にポテンと落ちるようなヒットが多いものと考え、そのような打球は内野が頑張って追いかけるようなインセンティブを持たせるため、そのような打球を外野に任せて単打となったときの差分0.06を失点阻止として評価しています。
これもイベント数が少ないため、ILOと同じ理由で標準化はしないことにしました。

犠打(SH; Sacrifice Hit)
犠打は非常に特殊です。ゴロ・フライ・ライナー・ヒット・アウトのようなランダムに生じるイベントとは違い、相手チームが意図的に成立させるプレーで、8割以上の確立で成功するプレーです。
犠打をするか、しないかはその時の得失点差やイニングや「監督の趣味」など、いろいろな状況に左右され、守備側から見ても被犠打は全球団に等しく発生すると仮定するのは少々乱暴です。よって標準化は諦めています。
次にどのような失点(阻止)価値を持たせるか、ですが、得点価値表からは犠打は0.136点の失点阻止価値を持っているものとなっています。しかし、相手チームが成立させるプレーなのに、守備側が普通に犠打を処理して0.13点評価されるというのもおかしな話です。守備側からは、犠打をゴロアウト・フライアウトに失敗させることができたら、0.24点の失点を阻止できることになり、なるべくなら犠打を成立させない努力は必要であり、評価基準にも犠打処理に過大なインセンティブを持たせるべきではありません。
よって、犠打については「犠打の打球がグラウンドに飛んだとき、アウトを取れなかったときの失点価値」と「犠打のもつ失点阻止価値」を足した値で、犠打を評価することにしました。
すなわち犠打は、(0.136 – 0.24) + 0.136 = 0.03 の失点阻止価値となります。

これらのボーナス加点により、どのチームも3-4点ほど、内野失点阻止に下駄を履きます。Infielder1-3の各シートのsumはそれぞれのシートで評価した内野手守備による失点阻止点になりますが、そのトータルは、sumamryのシートのI-RS(Infielder Runs Saved)に示されており、だいたいどのチームも130〜200点の失点を防いでいることになります。また、Infielder1-2の+/−の和とInfielder3のsum(ボーナス得点)を合わせた値はI-RSAA(Infielder Runs Saved Above Average)に示されており、平均よりどれだけ失点を阻止したかor許したか、つまり各チームの内野陣が受けた打球を平均的チームが処理した場合に比べ、どれだけ失点を阻止したかor許したか、が分かります。

ベイの内野守備は平均に比べ、25点も失点を許しています。
セリーグではカープが同様に27点余計に失点している以外は、ヤクルトが9点の失点阻止中日阪神も16点の失点阻止巨人がトップで20点の失点阻止となっているので、CS争いチームと比べ、内野守備だけで30点以上のビハインドにいることになっています。その原因はゴロでアウトが取れない体質と、失策ここが平均より悪いので、こうなった、というのが一連の得点化で如実に示されています。併殺はまぁ、並にいい。課題は明らかなんじゃあないでしょうか。がんばれ。おもくそがんばれ。

パリーグではハムが脅威の48点失点阻止、西武も高くて20点の失点阻止、ロッテが2点弱の失点阻止、ホークス・檻・楽天はそれぞれ5点・8点・14点、余計に失点しています。
ハムは本当に凄い。レベル高いんだろうなぁと思います。それでしかもみんなあんな打っちゃうんだから、そりゃー優勝しちゃうよね。

外野にも続いて行く予定ではありますが。その前に一応断っておこうかと思います。
野手の守備って評価というか、優先順位のトップに来るものじゃないですよね。
補強の考え方は「どこそこのポジションに打てる野手がいないから補強しよう。したら年間で25点upする」とかいうのが基本で、「守備が堅い野手を補強しよう。したら年間10点失点が抑えられる」というのは、あんまりない。
ないからこそ、守備が悪いチームの選手は、守備を改善しようという意識を持ってもらいたいんです。打撃面の成績不振は補強で乗り切られてしまうかもしれない。でも守備はよっぽどのことがなければ誰かに取って変わられることはなく、でもこっそり守備を改善することで年間の失点が抑えられれば、勝率もひっそり上がるでしょう。
評価されやすいのは打率やら打点やら、ですからそこを頑張るのは当然ですが、目に見えにくい所も頑張るのもプロの仕事だと思います。私はちゃんと評価しますよ!

 

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前回の続きです。

今日は これのInfielder2 のシートの説明です。

内野手のプレーのうち、平均と比べどれくらい良かった、悪かったかという標準化ができるプレーを得点化しています。

ゴロ併殺打(GIDP; Grounders into Double Play)
ゴロ併殺打(GIDP)はかなり特殊です。併殺は「0アウトorアウト、1塁に走者がいるとき」にしか起こらないからです。走者を背負えばそれだけ併殺を取れる機会が増します。これを考慮に入れずに「ゴロあたりの併殺打の平均的割合」からのプラスマイナスを算出するというのは本来の奪併殺能力を無視した手法であると考えます。
前出の「ゴロ処理の得点化」で、GIDPもゴロアウト(GO)にとりあえずカウントし、得点化しています。これは、ゴロに対し、「まず追いついて、アウトを取った」という事実を得点化したかったからです。さらに次のアウトが取れて併殺が完成すれば、GIDPの失点阻止価値0.78とGOの失点阻止価値0.23の差分0.55を内野手総失点阻止に足す、ということをします。
平均との比較については、併殺が取れる場合、すなわち「0or1アウトで、一塁走者あり」の時のゴロアウト中のGIDPの割合をPlay by Playのデータから算出することで、併殺がとれる時にちゃんと併殺が取れているか、言い換えれば最初のアウトを取った後の二塁手や遊撃手の送球はどうなのか、ということを評価します。

DP%=Double Play Rate
DP% = GIDP ÷ (GO + GIDP) (out=0 or 1, runner on 1B)

 

と奪併殺率を定義します。これは以下のようになっていました。
sum    0.44
Bs    0.51
H    0.417
S    0.383
M    0.39
YB    0.433
E    0.441
G    0.447
C    0.379
T    0.435
L    0.519
D    0.451
F    0.479
全体では0.44、つまり併殺が取れるような状態で100個ゴロアウトが取れた場合、次のアウトを取って併殺が完成するのは44回ということです。
あるチームのGIDPの数から、併殺が取れる状況において同じゴロアウト数を平均的なチームが処理した場合に期待されるGIDPの数、XGIDP(eXpected GIDP)

XGIDP = eXpected GIDP
XGIDPteam = GIDPteam ÷ DP%team × DP%sum


と求められます。

内野ライナーアウト(ILO; Infield Liner Out)
ライナーは非常に安打になる確率が高い打球です。数少ないライナーのアウトはほぼ内野で生じます。失点阻止価値も0.31あるため重要なイベントである上、全体で900ほどイベント数もあり、平均をとってもいいものと考えます。平均値としては「全ライナー打球のうちILOになる割合」をもとにすることにしました。
すなわち、全ライナー打球(本塁打除く)をL(チームの被ライナー数をLteam, 全体のライナー数をLsum)とすると、あるチームが受けたライナー打球を平均的チームが受けたときにアウトに出来る数、XILO(eXpected ILO)

XILOteam = Lteam × (ILOsum ÷ Lsum)

で求められます。

ボックススコアに現れる失策(IDE; Infield Direct Error)
ボックススコアに現れる失策(二失など)は、内野手は0.49点もの失点価値があるものです。これもILOと同様に平均からの増減を考えます。
このようなボックススコアに現れる失策は、飛んだ打球に比例して増えるものと考えられますが、内野手の場合は、ライナー・フライより、ゴロ処理において圧倒的に生じやすい性質だと考えます。失策は打球に触れる状況でないと記録されないことから、全内野ゴロ数(IG)中のIDEの数を平均値とし、あるチームが受けた内野ゴロ数から期待される、平均的な失策数XIDE(eXpected Infield Direct Error)

IG = Infield Grounders
IG = IGO + IGH + GIDP
XIDE = eXpected Infield Direct Error
XIDEteam = IGteam × (IDEsum / IGsum)


となります。

プレーに伴う失策(IPE; Infield Playing Error)
プレーに伴う失策とは内野手の場合はけん制悪送球・盗塁刺悪送球などの、ボックススコアに現れないエラーを指します。失点価値について0.517点あると算出しています。これらは打球に比例して増えるというよりは、プレー時間に比例して増えると考えられます。守備記録にはアウト数が記載されているので、総投球アウト数(IPOuts, IPO; Inning Pitched Outs)中に生じたIPE数を平均値とし、あるチームの投球アウト数から期待される、平均的な失策数XIPE(eXpected Infield Playing Error)

XIPE = eXpected Infield Playing Error
XIPEteam = IPOteam × (IPEsum / IPOsum)


となります。

フィルダーズチョイス(野選)
これもInfield Direct Errorと同様に、内野ゴロに比例して生じるものと考え、あるチームの内野ゴロ数から期待される、平均的な野選数XIFc(eXpected Infield Fielder’s Choice)は、

XIFC = eXpected Infield Fielder’s Choice
XIFCteam = IGteam * (IFcsum / IGsum)


となります。

これらのプレーから生み出される内野手の失点阻止価値は、

sum = GIDP×0.55 + ILO×0.31 – IDE×0.49 – IPE×0.52 – IFc×0.54

となり、平均的な守備力を持った内野陣が、同じ打球・同じ投球アウト数を守った時に期待される失点阻止価値は、

Xsum = XGIDP×0.55 + XILO×0.31 – XIDE×0.49 – XIPE×0.52 – XIFc×0.54

となり、平均からのプラスマイナス sum – Xsum が+/−に算出されています。

これを見ると、ベイは奪併殺能力は平均並み、ライナーアウトはむしろ平均よりよく奪っているのですが、いかんせんエラーが多くて、ここでも平均より10点余計に失点していることになっています。
日ハムは奪併殺もライナーアウトも平均以上ですが、それ以上に失策の少なさがめだち、ここでも平均より18点失点を阻止している計算に。楽天はゴロでアウトが取れず、守備失点が多かったのですが、失策が少なめで、ここでは守備失点阻止がプラスに。地味(?)にライオンズも奪併殺・ライナーアウトが高く、失策が少なく、平均より12点失点を阻止している。中島と片岡、いいんじゃないの?
カープは低い奪併殺と高い失策で17点余計に失点しています。
巨人中日阪神のような、ゴロによる守備失点阻止が高かったチームは、ここでは軒並み±0〜マイナスになっています。併殺が平均並みなのと、失策が響いているか。

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